狩王決定戦2018 最終予選〜決勝大会
未だかつてこのような苦汁を味わったことがあっただろうか。いや、ない。
ちなみに食欲もPSも金も何もかもが無い。
しかしながら圧倒的なPSだけは欲しい。そう考えた私はダークサイド(海外ドラマ沼)へと落ちて行くのであった・・・
そして1週間が経った頃、完全にモチべが埋没してしまった私に本能が語りかけるのである。
本能「これをご覧」
ワイ「(闘技大会01)(起爆竜弾)(殴りライト)(多段ヒット)(怒り移行時麻痺入らない)」
本能が戦えと言っている。
今すぐライトを担いで〇△を同時押ししろと。スティックを倒して起爆竜弾を置けと。そして50秒の壁を破れと。
そして目が覚めると私は闘技場に立っていたのである。
俺はこいつを殴るために生きている。そう感じた瞬間だった。
やはり最終予選も見据えると平均50秒は切っておきたいところ
その予測をもとに最速は45秒台、平均46〜49秒を目指すことに
主な変更点
・拘束位置を中央から左寄せに
・開幕麻痺からシビレへ
・大剣強溜め
ライトは弾や罠の順番を若干変える程度で大きな変更点はなし
試行錯誤しながら10回ほどやってみると、作戦通りではないけれど完走してみるとタイムは49”20
50秒の壁とは一体何だったのか・・・
その後、45秒までの細部の修正点はあまり覚えていないので詳細は省きますが、動画を参照していただけたらと思います
ありがとう、俺の本能。ありがとう。恐悦至極です。
そして絶望の東京大会から約1ヶ月が経過した6月頭、最終予選枠の告知がされる
予選プケプケ、決勝は滅尽龍討伐01
悔恨の全てをぶつける舞台として、東京大会出場者として負けられない戦いに巻き込まれてしまうのである
そしてワイを海外ドラマ沼に引きずり込んだこいつの存在を忘れてはいけない
お前だけは許さねえからなぁ!!
お前のせいで筋肉ムキムキの海外ドラマ溜まりまくってるんだからなぁ!!(逆恨み)
tetuji氏から毎日「ソロ練やろうな」と言われ続け、筋肉による圧力に屈してしまったワイは20回くらいソロ練やりました(やる気なし)
ちなみにベストは4:21、平均4:30くらい
ペア練は毎日仕事終わりに3時間程度やってました(プケ10回ネル20回ほど)
一言言わせてもらうとするならば「タックルはクソクソ&クソのクソ」
ご清聴ありがとうございました。
そして迎えた7月15日、悲しみの東京大会から約3ヶ月、プケ350頭、ネル600頭を上積みして臨む最終予選当日
当日朝練の平均タイムはプケ10本49”49、ネル5本2’16
なんとか予選は突破できそうなものの、決勝の2枠は1分台もしくは2分0秒台で埋まるのでは、そんな考えが過ぎる
tetuji 「なんとかいけるんちゃうかな」
ワイ「せやな(今回もワイがミスして無理そうだから気楽にやろうそうしよう)」
それぞれの双肩にのしかかるのは、原動力であったリベンジへの執念よりも緊張の方が大きかったのかもしれない
いくら練習を積み重ねても東京大会のミスを思い出しては気持ちが沈み、それは予選直前まで続き、そして予選のプケプケで痛恨のミスが起きてしまうのである
段差に向かって後転するはずの大剣が、なぜか左に前転してしまう1000回以上の練習でも1度もなかったミスが起きてしまう
普段の練習時であれば一声かけるものの、本番でそれをしてしまえば集中力が切れてしまうに違いない
今の自分にできることは言葉を選ぶことではなく、ミスなく完走すること
ライトの火力では限界はあるけれど、大剣が斬り易い状況を作り出すことこそがリカバーであり、今の自分にはそれしかできない。あとは相方を信じるしかない。
しかしさすがはtetuji氏、ミスをものともしない卍圧倒的修正力卍を見せつける。さすがすぎる。好き。
体感的には51〜52秒かと思ったものの、結果は49”48
「やばい、ミスったごめん・・・」
ミスが無ければ47秒台だっただけにtetuji氏の表情が曇る
まぁまぁ、49秒台だし予選は6位前後で突破できるのでは?
しかし、某氏との会話でそんな期待は一瞬にして灰燼と化したのである
「T.t以外で40秒台出てるチームが3チーム、後半組で40秒台安定のところが5チームくらいあったと思う」
・・・あゝ・・・もうアカンやん・・・予選敗退(確信)
それからというものtetuji氏の顔に「俺のせいだ」と書かれているような落ち込みようで、俯きながら素数を数えているように見えた
飲み物を手渡すも「ちょっと散歩してくる・・・」そう言い残して人混みに消えていく彼の背中を見ながら、あれはもう樹海にロープを持って行く人のそれだと確信したのである
そして迎えた予選結果発表
樹海から生還したtetuji氏が予選結果ボードの人集りに分け入って数秒で戻って来る
tetuji「・・・やっぱダメだったわ・・・すまん・・・(樹海に散歩しにいく顔)」
ワイ「そうか・・・( 三┏( ^o^)┛ |樹海→| )」
tetuji「やっぱもう1回見てくる・・・ンアッ!?あった!!!しかも2位!!!!!」
ワイ「え?え?は??え???( 三┏( ^o^)┛ |滅尽龍討伐01→| )」
一瞬もの凄い開放感に包まれた後、脳内にサイドステップをしながらフェードインしてくる奴の姿があった
スッ
本能が「戦え」と言っていた。
そして最終予選決勝の舞台へ
予選落ちを確信していたこともあって、不思議と緊張はせず一本勝負の練習を始めるようなそんな感覚だった
決戦の行方を見守る友人と観客たちを背に闘技場へと向かう
開幕は東京大会と同じく3秒待ちからのシンクロ飛天連撃で高出力状態へ
それ以降は1被弾したことと無慈悲タックルが無かったこと、咆哮後に斧変形を当てて倒したことくらいしか覚えていない
クリアと同時にtetuji氏が立ち上がって拳を突き上げて「うおおおおおおおお!!!!!」などと叫んだ時は本当に驚いたものです
大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。普段は全然そんな人じゃないんです。
きっと東京大会から色々な想いを抱えながら臨んだ最終予選だったのかな、とそう思うのです。
「嬉しすぎて抑え切れなかった」と。それを聞いた時に肩の荷がスッと無くなったのをよく覚えている
タイムは2’17”33
練習通りのド平均タイムだった
東京大会での雪辱を果たし決勝大会の舞台に最終予選1位としてtetujiと共に立てたことは本当に感謝しかない
ちなみに決勝1回戦のジョーは100回も練習できなかったのでベストは1:53でした
それも決勝の1週間前に太刀太刀から双剣ライトに変更した挙句の付け焼き刃作戦で本番のタイムは1’57”06
ジョーもほとんど緊張することもなく、すごく落ち着いてプレイができたなと思う
プケプケ、ネル、ジョーとクリア画面を撮る時だけは本当に手が震えて上手く撮れない
準決勝には進めませんでしたが、古代樹と古龍3頭のクエストでは本当に素晴らしいプレイを拝見させていただきました
いつか決勝の舞台に立てるようにtetujiと共に研鑽を積みたいと思います
と、東京大会から最終予選、決勝大会までの振り返りはこんなところでしょうか!
たくさんの方々に支えられてここまで来られたのだと、大会ではたくさんの方にお声をかけていただきました
中には東京大会から応援してくださっていた方もいらっしゃいました
「予選頑張ってください!」「ネル1分台期待してます!」「決勝の舞台で待ってます!」
いや〜悔しいけどネル1分台は無理だったな〜!
本当に本当に応援ありがとうございました!!
何より狩王決定戦を通してたくさんの方と出会えたこと、この縁を大切にしていきたいと思います!
まだご一緒したことのない方も多いので素材集めでもチャレクエでも何でも誘ってください!何でもしますから!!
そしてボロボロだった東京大会から最終予選までの3ヶ月間、悲痛な思いを抱えたまま付き合ってくれたtetujiには何と礼を言えばいいのか・・・
「渇欲のT.t」東京大会での雪辱を果たし優勝を渇望するT.tという意味を込めたけど、まさにその通りだったなと
組むならtetujiしかいなかったけど組んでくれて本当にありがとう!!!
いつかまた皆さんにお会いできる日を楽しみに、モンハンに励みたいと思います!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
また集会エリアでお会いしましょう!